徒然なるまま

日記というか、雑記帳というか、そんな感じで色々書く

デジタルネイティブは何故、デジタル虚無を嫌うのか/第1回

さて、今回は筆者がTwitterで知り合いに「デジタル虚無を揶揄する記事書いてくれ」と言われたのに端を発して「デジタルネイティブは何故、デジタル虚無を嫌うのか」なんて大仰なタイトルをつけて書いてみた、かなり主観的な話になると思うがお付き合い願いたい。

筆者は仲間内との会話の中でよく「デジタル虚無」という造語を使う。
この造語は大凡の意味合いとしては情報弱者に近しいものだがニュアンスが少々違うと思っている。
今回、この記事を書くにあたり少しこの造語を自分の中でどのように定義しているのか考えてみた。

筆者は年代的に情報技術やデジタル機器が急速に発展していく様を目の当たりにしている世代である。PHSからスマホへ、ワープロから現在のモバイルPCへ、ブラウン管から4Kテレビへ写り変わるの実際にみて来たわけだ。所謂「デジタルネイティブ」と言われる世代の人間だ。

そもそも「情報弱者」という言葉の定義は情報・通信技術の利用に困難を抱える人のことをさすが、どちらかというと自身や仲間内の会話で使う際には、ネット上でもっぱら使われる情報を充分に活用できない者として罵倒語的ニュアンスで使っている場面が多いと思われる。これらのことを踏まえると「デジタル虚無」という造語は「情報弱者」の定義にデジタル機器を使いこなせないものを含めたニュアンスで使っていると考えられる。

第1回は自分の中で「デジタル虚無」という言葉をどう定義しているかについて考えてみた。次回で「デジタルネイティブは何故、デジタル虚無を嫌うのか」について書こうと思う。